今回はストローハットのお手入れのお話です。
まだ5月だというのに真夏のような日差しの日が増えてきました。梅雨明けまでの時期は、真夏よりも紫外線が強く日焼けや熱中症になりやすい季節。そこで、夏のアイテムのストローハット(麦わら帽子)の季節がやってきました。
今年はカラーリボンのついた帽子が人気があるそうです。せっかく見つけた大切なファッションアイテム、特に夏色の白や淡い色の帽子はキレイに使いたいですね。
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ストローハットの素材は、天然草素材やペーパー素材を使っている帽子があります。どちらも手洗いで丸洗いしても多少の型くずれをしてしまいます。特にペーパー素材の帽子は型が壊れてしまうでしょう。
今回は洗濯機を使ったり、丸洗いするのではなく、日々のお手入れの拭き上げお手入れの方法です。
帽子をかぶったら多少なりとも汗をかきます。
帽子の着用後はぬるま湯で固く絞ったタオルで帽子の内側のふちの部分(黒いリボンなどが付いている部分)を染み抜きする感じで汗をたたき出すようにして拭き上げてください。
処理が終わりましたら日陰に平干し。ドライヤーで強制的に乾かしたりすると型くずれしますので注意して下さい。
汗を多くかいた時や匂いが気になる時は、重曹やクエン酸をぬるま湯300ccに10g~20g溶かして、タオルや柔らかいスポンジになどに含ませて汗をたたき出して下さい。陰干しで十分乾きましたら除菌スプレーなどをかけると効果的です。
これからの真夏の季節、日焼けクリームやファンデーションなどを使って帽子に付着してしまったら、市販のクレンジングシートなどで軽く拭き取って下さい。ぬるま湯で溶かした中性洗剤やクレンジング剤をタオルに含ませて軽く拭き取っても大丈夫です。
この時注意したいのは、汚れを全体に広げないようにしましょう。
表側の全体の汚れが気になった時も、ぬるま湯で薄めた中性洗剤を含ませたタオルや柔らかいスポンジで全体を拭き上げてから、ぬるま湯で濡らしたタオルを固く絞って、全体を拭き上げてください。
最後は日陰でしっかりと乾かしましょう。
そして、定期的にブラッシングすることでホコリ汚れなどを付きにくくしましょう。
ストローハット(麦わら帽子)は天然素材です。
無理な取り扱いをすると、型くずれや帽子の編み込みが割れてしまいますので、気になる時はプロに相談して下さい。
ストローハットで夏を楽しみましょう。
Enjoy summer fashion life!
(文/Kazuya Oguro)
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