今回の九州地方の地震、連日の報道に胸を痛めております。
亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
こんな時、洗濯ですぐに力になれないことは、歯がゆく思っています・・・。
被害が一段落すると、洗濯などの需要も出てくるものと思いますが、洗濯機が使えなかったりということもあると思います。
そんな時には「浸け置き洗い」が手間が最小限でなおかつ、汚れやニオイも取れやすくなり、オススメの洗濯方法です。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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浸け置き洗いの方法浸け置き洗いは、バケツなど何かお水を貯められる物に水をためたら洗剤を入れ、あとは漬けておくだけです。洗濯機で回さなくても20分から30分位漬けておけばかなり汚れは溶け出してきます。
部分的に目に見える汚れがあれば、その部分だけもみ洗いしてもいいですが、とりあえず汗などを流したいという場合は、つけておくだけでもかなり服はすっきりするはずです。
漬けておくだけなら体力的にも楽ですしね!
手でゴシゴシ擦る場合も、漬け置き後にゴシゴシすると汚れは落ちやすくなっていいですよ!
その後、すすぎますが、できる限り絞って洗剤液をなくしてからすすぎに入れば、泡切れが良くなるので、すすぎやすく、水のムダが最小限になります。
使う洗剤など一回すすぎタイプの、すすぎやすい洗剤があればそれがおすすめです。
漂白剤を配合したタイプであれば、不快なニオイに対してより効果が出やすいです。
また、おしゃれ着用の中性洗剤は、十分に濯げずに仮にすすぎ残しがあっても、トラブルになりにくい洗剤ですのでそういったものを選ぶのもオススメです。
粉末の洗剤は洗浄力は強いですが、すすぎにくいので水を大量に必要とします、手であらうと手荒れもしやすいので非常時にはオススメしません!
洗濯用の洗剤がない場合は、食器用のものなどでもいいのですが、使い過ぎると、泡が立ちすぎてすすぎが大変になったり、洗い上がった服がごわつく可能性があります。なので、ためた水にほんの数滴垂らすぐらいで使うのがいいと思います。
(ほんの数滴水に入れるだけで、繊維に水が浸透しやすくなります。)
また、まったく洗剤がない場合は、重曹などの弱いアルカリ性のもので代用する事もできます。(重曹とかの方がないかもしれませんが・・・)
アルカリ性での洗濯は、皮脂やタンパク質などが落ちやすくなります。重曹くらいのものであれば、すすぎもそれほど大変ではないです。
まだまだ、予断を許さない状況ですが、一日も早い復興を祈っております。
この記事を書いた人
中村 祐一(Yuichi Nakamura)
“洗濯王子”の愛称で呼ばれ、テレビや雑誌などの各種マスメディアでも活躍中。 東京都内で、日本で唯一の洗濯専門の教室「SentakuStudio」を主宰している。また、自身のホームページでは、洗濯に関する相談などを受け付け広く洗濯の啓蒙に力を注いでいる。
オフィシャルサイト http://www.sentaku-yuichi.com/ |
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