あなたは、クリーニング屋さんに染み抜きをお願いしたけど「これ以上落ちません」と言われて、諦めてしまったことありますか??
そうなった場合、「プロにお願いしてダメだったならダメなんだな〜」って思いますか??
それとも「なんで、プロなのに落とせねーんだよ!?」って思ったりしますか??
実は、「クリーニング屋さん」と呼ばれる人には、天皇陛下の心臓手術をするような高い技術を持ったような人もいれば、「一応揉める」程度のマッサージ店の店員さんのような人までいます。
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電車内や人混みなど
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
クリーニング屋さんを例えると・・・
天皇陛下の心臓手術をするような高い技術を持った外科医
→凄腕シミ抜き師
・「一応揉める」程度のマッサージ店の店員さん
→クリーニング屋さんのパートのおばちゃん
・高級エステチェーン
→比較的高額なチェーン店のクリーニング店
・白衣を着たおじいちゃんがやっている床屋さん
→職人的なおじいちゃんがランニングシャツでアイロンをかけている個人のクリーニング店
って言うようなイメージです(笑)
クリーニング屋さんもお店によって提供している技術もサービスも違うというのがわかって頂けますでしょうか??
これはどれが上か下かではなく、目的に応じてすべて必要とされるはずです。
だから、シミが落ちないクリーニング屋さんがいたとしても、シミが落とせないことが悪いのではなく、お店と服の症状とのミスマッチが起ってしまっていることがマズイのです。
身体の場合、例えば肩が凝ればマッサージに行くし、手術が必要なら外科に行きますよね?
でも、服の場合はマッサージ店に行って手術お願いしちゃう様なことが起こっています・・・.だから「クリーニングに出したのにシミが落ちなかった!」ということがたまに起こっちゃうんです。
きちんと染み抜きをして欲しい場合は、服の手術ができる専門家がいるところに持っていけば治るっていうことはすごく多いんですよ。
でも、一目見て、「服に対してどういう施術内容を提供できるお店なのか?」が、一般の人にわかりにくい状況になってしまっている・・・。
私見では、クリーニング屋さん自身も、自分のお店がマッサージ屋さんなのか?外科なのか??はたまた、床屋なのか?エステ店なのか??っていうのをわかっていないお店が圧倒的に多いと思います・・・。
このことはクリーニング業界が改善しなくてはいけない問題だと思います。
クリーニングに出したけど、シミが落ちなかった!!って経験があれば、それはミスマッチが起こっている典型例。シミが落ちない場合は、外科手術をする技術や知識や設備などのいずれかがないお店の可能性が高いです。
その場合、そのお店が悪いんではなくて、服の症状とお店がミスマッチなだけなんです。
手術が必要なのに、整体に行っちゃったような感じ。
だから、そういう時は、外科手術をしてくれる別のお店に出せば治るんです。
クリーニングも、服の種類や現在の症状によって使わけることが何よりも重要だということを覚えておいて、助かるはずの服を一着でも多く救っていきましょう。
この記事を書いた人
中村 祐一(Yuichi Nakamura)
“洗濯王子”の愛称で呼ばれ、テレビや雑誌などの各種マスメディアでも活躍中。 東京都内で、日本で唯一の洗濯専門の教室「SentakuStudio」を主宰している。また、自身のホームページでは、洗濯に関する相談などを受け付け広く洗濯の啓蒙に力を注いでいる。
オフィシャルサイト http://www.sentaku-yuichi.com/ |
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