今日は冬の乾燥で一番厄介な、衣類の静電気対策・パチパチ対策をお届けします。
今年は暖冬で比較的すごしやすい気候の日が続きます。と言っても冬は冬。それなりに寒いです。
寒がりの私は暖冬でも重ねる服の量は変わりません。暖かくなる下着、Yシャツ、カーディガンさらにジャケットにコート。かなり重なっています。
そしてこの重ね着が増えてくると
「パチパチ」
そうです。静電気です。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」


宅配・保管クリーニング(ラクリ)
パチパチ静電気が起こりにくい、重ね着の組み合わせ(素材編)http://www.idokaba.net/article/2016/01/06/583静電気と衣服と私…パチパチ静電気の発生のメカニズムと柔軟剤効果http://www.idokaba.net/article/2014/11/06/22触るもの全てに電気が走ります。
なんで冬になるとこの静電気が出来るんでしょうね?
この静電気が発生する瞬間は、生地同士が剥がれる瞬間に電気が出来る。
重ね着によって生地が重なり、摩擦が発生し、生地同士に電気が生まれる。
その剥がれる瞬間に、その電気がプラスとマイナスに分かれ、電極が分かれた生地と電気は安定した状態に戻りたい。
それが、静電気でパチパチとなる瞬間なのです。
その電気を起きないようにするのが「帯電防止剤」
「そんな特殊な加工剤なんて家にないよ」
確かにこういった商品名はスーパーでもないですね。でも柔軟剤ならどうですか?
「それならうちにもあるよ」
帯電防止剤の代わりが柔軟剤で出来るのです。
すっかり香水の代わりのような存在の柔軟剤ですが本来は、洗濯によって硬くなった衣類に柔軟性を与え、保湿性を高くします。
そして、静電気の発生を抑えること。その効果が主な役割なんです。
ついつい香りで選んでしまう柔軟剤。
静電気がおきにくい柔軟剤を選ぶならこのタイプ。「吸水性タイプ」と書かれているものがお勧めです。吸水性の柔軟剤は、衣類に水分を保持してくれます。その水分によって電気を逃がしやすくすること。
香りではなく、冬はこれで選んで下さい。
他には乾燥機専用の「シート式柔軟剤」なんて商品もあります。
これを車の中などに入れておくのも静電気対策にはいいでしょうね。
(文/Hideshi Mihara)
イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね