毎日、暑い日が続いていますね。大量の汗をかくこの季節、毎日のお洗濯も大仕事ですね。
汗は、できるだけ早く洗うことによって綺麗に落とせます。お洗濯は、ためこまないで少量をこまめにするのが、衣類のダメージ を少なくして長持ちさせるコツです。
今日は、そんなお洗濯の必需品。
洗濯洗剤のお話です。
テレビCMでも各メーカーの色々な洗剤が流れてきます。
スーパーやドラックストア―の陳列棚にもたくさんの種類の洗剤 が並んでいます。
おうちでは、どんな洗剤を使っていますか?
その洗剤はどうして選ばれましたか?
液体洗剤それとも粉せっけん?
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
昔懐かしい粉末洗剤といわれるほど、最近ではスーパーの陳列棚の下の方に追いやられ、景品やお返しにいただくことで存在を再認識する粉末洗剤ですが、成分は弱アルカリ性が多く液体洗剤に比べてアルカリ剤が多く含まれているため、汚れ落ちは液体よりも良いのが特徴です。
特に野球などの屋外でする部活動をしているお子様のいる家庭では、これがお勧めです。
泥汚れや食べこぼしを落とすことには優れています。また、小さいお子様のいる家庭では食べこぼしの汚れにもこちらが適しています。
粉末洗剤には一般的に蛍光増白剤(紫外線を吸収して青紫〜青緑色の反射光を発する薬剤)が含まれている物が多く、白い物をより白く洗うことに適しています。
弱アルカリ性のため染色の弱い衣類の色を弱めたり、ウールやシルクなどの動物性の繊維の洗濯には不向きです。
基本的にはオシャレ着洗いはダメです。
冬場は、洗剤の溶け残りが起きやすいのでお湯などで溶かして使うことがお勧めです。
コストパフォーマンスにも、特売されていることが多く液体よりもお得です。
テレビコマーシャルの影響か、粉末洗剤よりもオシャレで汚れ落ちもいいような気がしてこちらを使っているという方も多いのではないでしょうか?
液体洗剤は界面活性剤(油を包んで細かく分解して油汚れを水に溶けやすくする薬剤)が多く含まれています。
これは、油汚れ(皮脂汚れ)を落とすのにお勧めです。
液体洗剤は中性の物が多く粉せっけんよりも優しく洗うことができます。色柄物を洗うのはこちらが適しています。
液体洗剤は、抗菌剤や除菌剤が含まれていることも多く部屋干しの嫌な臭いを抑えられる物も多いです。
洗剤は2種類使うのがお勧めです。
肌着や体操服など白く綺麗に洗いたいものには蛍光増白剤配合の粉末洗剤。色柄物やオシャレ着を洗うのは液体洗剤。
でも、洗剤を買う時、使うときのまず基本は裏面の成分を必ず見ること。
液体洗剤にも弱アルカリ性の物もあります。粉末洗剤にも蛍光増白剤の含まれていない物もあります。
洗剤選びのポイントは
・衣類の色は何色?
・汚れの種類は何?
・繊維は何?
・臭いは気になる?
次に洗濯洗剤を買う時は裏面重視でね。
★追記
店頭では、シミや汚れの部分に直接洗剤を刷り込んで色が抜けたというご相談も多いです。
洗剤によって色が抜けている場合が多いです。また、蛍光増白剤によって白く光って見えていることもあります。そのような場合、ブラックライトを照らすと青く光るので一目瞭然です。
写真1・屋外で撮影
写真2・屋内で撮影
写真3・ブラックライト照射
クリーニング店では繊維自体の傷みは修復が困難ですが、脱色や蛍光増白剤の付着は修復可能なものが多いです。
あきらめずにご相談してみてくださいね。
でも、まずは予防です。洗剤を正しく使ってすっきりキレイな衣類で暑い夏をのりきりましょう。
![]() 淡路島で80年続く、山本クリーニングの3代目嫁。整形外科で准看護師をしていた経験を活かしお客様のお洗濯に関する悩みをカウンセリングし、「お洗濯好き」を増やそうと奮闘中。 オフィシャルサイト http://www.eonet.ne.jp/~yc0556/ |
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