今日はお洗濯に関する素朴な質問から…
「うちの子ども、2人してサッカーが大好き。毎日泥だらけで帰ってきます。おかげで大量の洗濯物。その洗濯をしている水を見ると、泥だらけ!真っ黒になっていますが、洗剤が汚れを落とす力ってすごいですよね。洗い終わると真っ白になっています。汚い水で洗っても真っ白になるのはなぜでしょうか?」
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さて、どうして汚い水で洗っても洗濯物は綺麗になるのでしょうか?
…毎日洗濯していると不思議に思わないことですが、この真っ黒な水に洗濯物を入れるとどうなるでしょうか?
真っ白なシャツを真っ黒な水に入れるとシャツは真っ黒になります。
ところがこの水に界面活性剤が入っていると、シャツは真っ白のままです。
この効果を「再汚染防止効果」といいます。
ここで実験です。
水に黒の染料を溶かしました。そこへ白いタオルを投入。
これがどうなるか?わかりますよね。
真っ黒に染まります。
今度はこの溶液に洗剤を入れて、再度、白いタオルを投入。この2枚のタオルを水ですすぎます。
どうなるでしょうか?
どうでしょうか?左側が水のみ。右側が界面活性剤入り。
左が黒ずんでいることがわかりますかね。よく見てくださいね。これが界面活性剤の効果の一つ「再汚染防止効果」なんです。
家庭の洗濯機はどんどん大型化し、洗剤は濃縮タイプになっていく時代です。
したがって、洗剤を入れる量が少なくなりがちです。
「最近シャツの黒ずみが目立つな…」もしそう思ったら、その原因は洗剤の量が少し少ないかもしれませんね。
入れすぎも良くありませんが、少なすぎも良くありません。洗剤はきちんと適正量いれて洗いたいものです。
(文/Hideshi Mihara)
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