洗ってしまった!寒くなるとこれを洗濯した経験ないですか?
寒くなると暖をとるアイテムが欠かせません。
私も屋外での仕事には欠かせない使い捨てカイロです。
最近ではシャツに貼り付けるタイプが便利ですね。背中に貼り付けて仕事しています。
しかし、その貼り付けたカイロを外さず、そのまま洗濯してしまったなんて経験ないですか?
洗濯から出すとそこら中に黒い粒。洗濯物に黒いシミ。
これがなかなか綺麗にならないのです。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
鉄粉・水・バーミキュライト・活性炭・木粉・高吸水性樹脂
となっています。
それぞれどのような目的で配合されているのか?と調べてみると
鉄が酸素と水によって錆びた状態になることで「熱を出す」
この現象を使って暖めているそうです。
なので主成分の鉄粉が原料の半分で、水を含ませるためにバーミキュライトが配合されており、酸素を含むために活性炭や木粉が入る、これが原料の意味だそうです。
では実際に袋を開けて見ましょう。
このように鉄が錆びたような赤茶けた粒が見えます。まさに錆びた鉄(水酸化鉄です)
これがもし洗濯してシャツにこびりついたら、どうやって除去しますか?
(1)まずは固形分を取り除く。
練り消しゴムがお勧めです。これなら生地をいためることなく吐き出します。
(2)その後は液体洗剤でもみだす。
大変ですがこれを繰り返す必要がありますが、
それでもなかなかとれません。
最後には「プロのクリーニング店なら取ってくれる」…とはいかないかもしれません。
ある程度、手をつけてしまうと、プロのクリーニング店でも落ちにくくなります。
お気に入りなら最初からプロに任せた方がいいかもしれません。
ところで、このシミを落としたいと思ったとき、絶対にやってはいけないことがあります。
それは
「漂白剤で漂白する」これだけはやらないでください。
その理由は、鉄に漂白剤がふれると強力な反応をするから。
試しに綿の生地の上に粉をちらし、酸素系漂白剤を垂らしてみると、見る見る白い泡を発生。これは漂白剤成分が鉄によって分解が促進されて出た酸素です。
通常はこれだけの分解は起きない現象が瞬時に起こります。
その影響で
・脱色
・生地の穴あけ
などが起こり、失敗します。
絶対に漂白はしないでくださいね。
(文/Hideshi Mihara)
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