イドカバネット

それぞれの家庭で、独特の臭いがありますよね。

食事の臭い。お父さんの臭い。子どもの臭い。そして、大切なペットの臭い。特に飼い始めたばかりの頃って、これに困りますよね。

それがペットの尿臭。

躾ができるまで、色々なところでおしっこをしてしまいます。

特に困るのは猫。気が付くとソファーの下やテレビの裏など、中々手入れが出来ないところでされてしまいます。

ところでこの猫の尿臭。犬と比べて消えにくいと感じませんか？実際にそう感じている人は多いようです。

なのでこのような研究結果が公開されていました。

下に続く

電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適

呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be＊AIR」

宅配・保管クリーニング（ラクリ）

「猫の尿臭の原因となる化合物を生産するメカニズムを解明」

独立行政法人　理化学研究所
国立大学法人　岩手大学

の共同研究で報告されていました。


詳しい内容は省きますが（私には難しいので書けません）その内容を簡単に言うと、猫のおしっこに含まれる酵素の「コーキシン」が、尿に含まれるアミノ酸の「フェリニン」を作る。

これが猫独特の臭いになるのだそうです。

ここまで解明されてました。この結果から、今後様々な猫の尿臭対策グッズが出来るそうです。

臭いの原因にタンパク質が絡む。ここからはクリーニングの洗剤屋さんの発想です。

タンパク質を分解するのに有効なのが、タンパク分解酵素です。

ところで本当にタンパク分解酵素って働くの？という方にはこれを見て下さい。

フィルムにはタンパク質のコーティングが施されています。これを酵素入りの液に漬け込むとどうなるか？の実験です。

このように酵素は働きます。

しかし、これを効果的に力を発揮するには条件があります。それが温度。最適な温度は４０度前後です。

そこで、こんな方法で猫の尿臭対策はどうでしょうか？

（１）酵素配合の洗剤を用意する。

（２）４０度ぐらいのお湯を５リットルほどバケツに入れる。

（３）そこに洗剤を専用のカップ１杯入れる。

（４）その液を雑巾にしみ込ませ、汚れをふき取り、その後そこに雑巾をかぶせる。

（５）酵素はこの温水によって活性化し、タンパク質は分解される。

ぜひお試し下さい。

（文／Hideshi Mihara）

イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね