MFUメンズファッション豆知識の時間がやってまいりました。
今日は前回のシャツのディテールに引き続き、衿のディテールをさらに深く。
を一気に紹介します。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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「ボタンダウン」は、衿先を身ごろにボタンで留めている衿型です。
ネクタイをしてもよし、ノーネクタイでも衿立ちのいいデザインで、クールビズによるノーネクタイスタイルにも使いやすいです。
「スナップダウン」は、衿先と身ごろをスナップボタンで留める衿型です。
レギュラーカラーとボタンダウンを組合わせた印象で、スナップボタンが衿裏に隠れているのでボタンダウンよりもドレッシーな雰囲気になります。
「ワイドスプレッドカラー」は、衿羽開きが100~120度前後の衿型です。
タイドアップ用シャツではワイドカラーシャツが主流になっています。
ノーネクタイでも衿立ちよく、おさまりのいい衿型です。ウインザーカラーとも呼ばれています。
「ナロースプレッドカラー」はワイドスプレッドカラーに比べて衿羽開きが狭く60度以下の衿型です。一般的にはイギリス風のシャツに多いデザインです。
つぎに「マイターカラー」「スタンドカラー」「ウイングカラー」の3つで
「マイターカラー」は、衿の部分を二枚の生地を異なる方向につなぎ合わせたデザインで、アクセントになります。
マイターとは、<斜め継ぎ>も事を言います。
斜め継ぎだけではなく様々な継ぎ方も見られます。ノーネクタイも合いますが、結婚式や二次会にお勧めです。
「スタンドカラー」は、折り返しがなく首に沿ったデザインで、立て衿ともいます。
ノーネクタイ専用ですが、ドレッシーな着こなしからカジュアルまで着ることができます。
今、市場では少なくなってしまっているデザインです。見かけたら、是非、お試しください。
「ウイングカラー」は、スタンドカラーの衿先が前に折れていて、鳥の翼のようになっていることが名前の由来になっています。
タキシードやスーツに合わせて、ボウタイやアスコットタイと合わせるとドレッシー感がぐんと上がります。
カジュアルでも使える万能な顔も持っています。
最後に、 「ピンホールカラー」「タブカラー」「ラウンドカラー」の3つ。
「ピンホールカラー」は、穴の開いた衿の両端にカラーピンを通し、その上にネクタイを結ぶデザインです。
ネクタイを立体的に見せることができ、Vゾーンをきれいに見せることができます。
ビジネスシーンではもちろんですが、パーティなどのフォーマルスタイルにマッチします。
「タブカラー」は、左右の衿につまみひも(タブ)が付いていて、そのタブの上からネクタイをする衿型です。
ネクタイを跳ね上げ、立体的なVゾーンをつくりだす「ピンホールカラー」に似たデザインです。
ピンを使わない分、よりビジネスシーンにおススメなデザインになっています。
「ラウンドカラー」は、衿先が丸い形に作られるため、エレガントなシャツに用いられることが多いです。
クラシカルな大人な雰囲気が出て、パーティースタイルにおススメなデザインです。
さあ、シャツのカラー10種類いかがでしたか?
シャツの顔は何と言ってもエリの形。それぞれのシーンに合わせて、シャツを上手に着こなしてくださいね。
次回は「カフス」についてお伝えします。
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