頑固な食べこぼしのランチョンマット。普通の洗濯でも落ちないシミがある場合、これらをさらに取り除きたい場合にオススメの「シミ軟膏」を今日はご紹介します!!
僕は、「洗濯や染み抜き=服の治療」・「シミ=服のケガ」と思っていますが、その「服のケガ」を治す薬の一つに「シミ軟膏」というのをオススメしています。
洗濯時に使う、洗剤と柔軟剤は人間で言えばシャンプーとリンスみたいな感じですが、漂白剤は服の不調を治す「服のお薬」といったイメージを持って頂くと良いと思います。
シャンプーとリンスで洗うとカラダはフレシュしますが、ケガや風邪なんかは治りませんよね??
そういった場合には、ケガであれば塗り薬、風邪であれば風邪薬などが必要になると思いますが、その塗り薬に当たるのが今日ご紹介する「シミ軟膏」なのです
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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シミ軟膏の作りかた
1 酸素系タイプの粉末漂白剤を用意
2 水を1:1で混ぜるだけ。
3 これをシミの部分に歯ブラシとかで塗
4 ※ 一時間後、普通に洗濯すればOK ※修正いたしました。
洗濯しても残ってしまった、食べ物シミに「シミ軟膏」を使ってみた
ちょっとわかりにくいですが、「シミ軟膏」で落としたシミの事例です。
洗濯機で洗っても落ちなかった、ランチョンマットの食べこぼにシミ軟膏を使ってみると、キレイに落ちました!
・シミ軟膏はシルクやウールやカシミアなどの、動物性の繊維には使用しないで下さい。
・色柄ものでも使えますが、色落ちが心配なものは目立たない場所で、パッチテストをした後でお使いください。
※記事をお読みくださったクリーニング店さんから、「高濃度かつ長時間の作用(一晩)はリスクも大きいのでは?」とアドバイスを頂戴しました。誠にありがとうございます。
それを踏まえ、以下のように加筆させて頂きます。
漂白剤は使い方によっては副作用がありますので、使用の際には十分ご注意下さい。
=加筆=
高濃度の漂白剤散布により、綿や麻などのセルロース繊維には少なからず影響を及ぼします。
クリーニング店では一般的に、このような高濃度の状態で長時間放置することはありません。なぜなら、漂白効果とその反応を早めるために、熱をかけるからです。
しかし、ご家庭でその熱をかけることは、反応が瞬時に進み、繊維の破損だけでなく染色への影響など、とてもとても大きなリスクを伴いますので絶対におすすめしません。火傷の恐れもありますから。
これらを踏まえた上で…一晩置くを一時間に訂正させていただき。
・漂白により繊維は少なからずダメージを受けております。なので同じ個所に繰り返し使用しない。
(使用すると、綿や麻などのセルロース繊維が酸化により破損する恐れがあります)
・蛍光灯の下や直射日光での長時間放置はしない
・濯ぎは十分に!
(濯ぎ残りがあるとストーブなどの高温になる場所への放置も危険です)
(ご注意)
クリーニング店ではあらゆるリスクを考慮しながら細心の注意を払ってシミ抜きを行っております。全てのシミが同じ状況でついたとは限らないので、ご家庭でされる場合は、必ずお約束は守ってやってくださいね。
「服のケガ」に塗るシミ軟膏。用法用量を守って正しくお使いください♪
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![]() “洗濯王子”の愛称で呼ばれ、テレビや雑誌などの各種マスメディアでも活躍中。 東京都内で、日本で唯一の洗濯専門の教室「SentakuStudio」を主宰している。また、自身のホームページでは、洗濯に関する相談などを受け付け広く洗濯の啓蒙に力を注いでいる。 オフィシャルサイト http://www.sentaku-yuichi.com/ |
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