梅雨も明けてそろそろシーツを新品にして気分を変えたいな。
夏に会った涼しい色のシーツにしようかな、なんて思う気候です。
最近は、手ごろな価格でデザインやカラーが選べます。
色々買って夏を乗り切りたいです。
ところでその買ったばかりのシーツ、袋から出して即使いますか?
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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宅配・保管クリーニング(ラクリ)
ホテルや病院にシーツなどをレンタルしているプロのクリーニング。
ここでは新品のシーツを真っ先に洗います。
「綺麗な新品のシーツなんだから洗う前に使った方がいいんじゃないの?」
そう思いますよね。
でも洗います。それはなんのためか?
「理由はのりを落としている」
シーツがパリッとしている風合いは加工剤によるものです。
その加工剤が残っていると次回の洗濯時にシワの原因になる。
そしてそのシワが取れにくくなる。
なので洗濯のプロはまず最初にその加工剤を取り除く作業をする。
それを専門用語で
「糊落とし」
といいます。
プロは洗濯機に新品のシーツを入れる。
そこに澱粉分解酵素・洗浄剤・アルカリ増強剤・これらを入れて1時間洗浄するんです。
けっこう大変です。
そこから初めてシーツはホテルなどに提供されます。
「そんなことしてるの?」
と言う方もいれば
「家庭でもやりたい。」
と言う方もいらっしゃるのでは。
でも家庭じゃそんな澱粉分解酵素なんてないです。
そこで家庭でも出来る糊落としは出来ないか?と、洗剤メーカーの日華化学さんに聞いてみました。
「基本的には洗濯のプロ並みにのりを落とすことは難しいです」
「でも家庭洗濯ならシーツの仕上げもほとんどしないのでこれでも十分かな」
「用意するものは家庭向けの粉洗剤」
「大事なことは粉の洗剤を使うこと」
「理由は粉の洗剤はアルカリ性が高い」
「この高いアルカリ性がのりを溶かしやすくする。」
洗濯機にお風呂のお湯を入れ(出来るだけ高温の水にすること)
そこに粉の洗剤を通常の5倍入れる。
その中にシーツを入れる。
出来れば1時間は洗浄する。
(30分でもいいです)
後は通常のすすぎをして干す。
これで家庭でも出来る糊落としです。
(文/Hideshi Mihara)
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