だいぶ、暖かい日も増えてきてようやく春ですね!
春になれば、薄着になりますし、着る服そのものも薄手のものも増えますよね。でも、薄手のものって洗濯すると、シワになりやすいですよね??
そこで今日は、薄手のものがシワシワにならない、洗濯方法のご紹介です!
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
洗濯物がシワシワになる一番の原因はやっぱり脱水!この脱水の時間に気をつけることがシワシワにならないコツです!!
1分から長くても3分程度の脱水に設定するのが良いとされています。それ以上はそれほど水分が絞れる量がほとんど増えていきません。
絞れる量がそれほど増えないのに、シワはキツく付いていきます。
脱水時間と含水率(花王生活科学研究所,1978年)
※出典:中西茂子、岩崎芳枝、齋藤昌子、阿部幸子、増子富美『被服整理学』(朝倉書店、1990年)
白い綿のシャツを使って、10秒、30秒、1分、2分、3分と脱水時間を変えて、シャツの重さとシワの状態を見てみました!
<1> 脱水 10秒 シャツの重さ327g
シワも軽く付くだけなので、薄手のシャツで、気温が高い日なら10秒ぐらいの脱水でも十分ですね!
<2> 脱水 30秒 シャツの重さ281g
10秒から比べ 46gの水が絞れました。代わりにシワも増えましたが、まだ柔らかい薄いシワです。
<3> 脱水 1分 シャツの重さ270g
さらに11gの水が絞れました。代わりにシワもだんだん増えてきましたのでこのぐらいで脱水を終えるのがやはり良さそうですね!
脱水 2分 シャツの重さ264g
1分から比べ 6gの水が絞れました。絞った時間の割に水はそれほど絞れないし、一見シワが少ないようにも見えますが、実はキツイシワになっています。
脱水 3分 シャツの重さ258g
2分から比べ さらに6gの水が絞れました。かなりシワも増え、よりキツイシワに。袖なんてシワシワというよりクチャクチャですね(笑)これだけ絞ったのに、6gしか追加でしぼれていません。
いかがでしたでしょうか ??
洗濯機の設定のままだと、5分前後の設定が多いと思いますが、それではしぼり過ぎになっているケースが多いです。上記の通りシャツなどは1分以内の脱水で十分です!
シャツ以外にいろいろんな洗濯物と一緒に洗う場合・・・・
(1)はじめの脱水は1分に設定
(2)洗濯が終わってから、シャツだけ取り出し、その他の洗濯物は一度洗濯槽の中でほぐす
(3)再度脱水
と言った感じがオススメです。
これから暖かくなる季節、ぜひ、脱水の時間を見なおしてみてくださいね!
![]() “洗濯王子”の愛称で呼ばれ、テレビや雑誌などの各種マスメディアでも活躍中。 東京都内で、日本で唯一の洗濯専門の教室「SentakuStudio」を主宰している。また、自身のホームページでは、洗濯に関する相談などを受け付け広く洗濯の啓蒙に力を注いでいる。 オフィシャルサイト http://www.sentaku-yuichi.com/ |
イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね