今日の我が家のお洗濯。
汗を吸った浴衣は放置せず、すぐにご家庭で洗う場合の注意点と、しまい洗いクリーニング店に任せましょう〜というお話。
最近朝晩がすっかり涼しい…というより寒く感じることすら多くなってきましたね。
そろそろ秋への入口かな~と思いきや、まだ浴衣を着る機会がある方もいらっしゃるかと思います。
関東地方では、9~10月頃までお祭りを開催する場所があるようですよ。
コチラのリンク先からどうぞ。
↓ ↓ ↓
『全国花火大会&夏祭り2015』
http://www.rurubu.com/season/summer/hanabi/
少し秋風が吹き始めた頃に浴衣を着こなすというのも、素敵ですね^^
浴衣は汗をよく吸収するために、夏に一日でも着たらすぐ洗いたいですよね。
家で洗うなら、ある程度の大きさのバケツやたらいを駆使して中性洗剤で押し洗いするか、きっちりとたたみ(汚れやすい裾の部分を外側にしたほうがいいです)ネットに入れ、洗濯機で洗うという方法があります。
それから浴衣には、“色落ち”しやすい特徴があります。
一般的なクリーニング店では、浴衣を洗う際に色落ち止めの成分が入った洗剤を使用していることが多いです。
ご自宅で洗う場合に色落ち具合を確かめたい場合は、白いタオルを濡らし、少し押さえてみてそこに色が出るか見てみてくださいね。
また、洗っている間に崩れやすい襟は、しつけ糸で縫っておくと、洗ってからの型崩れを防げます。
ここまでの洗いの工程は比較的トライしやすいかと思いますが、難しいのは、アイロンかけ(プレス)の段階に行った時ではないでしょうか? ご家庭に業務用や着物用のアイロン台をお持ちの方のほうがたぶん少ないと思いますので、少しずつかけていただく他はないのですが、この工程はクリーニング店の目線から見ても、相当な至難の技と言えるでしょう(笑)
最近の浴衣の着こなしとして、わざと崩して着る着方もあるようですが、やはりしわの少ない着方のほうが正統派かと思います。
浴衣洗い自体はご自宅でしたほうが、洗ってる!という実感がすると思いますが、難しいのはその後の①プレス(アイロンかけ)と②しまい方(たたみ方)。
これによって、来年浴衣を着こなすときの印象がまるで変ってしまいます。きっちりたたんで、しわが入らない環境で保管しましょう。
浴衣のたたみ方は、コチラから
↓ ↓ ↓
http://www.oogaki.net/daimaru/gofuku/yukata.htm
浴衣を頻繁に着るなら、普段はご自分で洗い、しまう時にはきっちりアイロンされた状態での保存がいいかもしれませんね。全国の一般的なクリーニング店の浴衣洗い料金の相場は1,000~2,000円の間です。
プロに任せるもいいし、ご自分で夏の思い出を思い返しながら時間と手間暇をかけて洗うのもいいと思います。浴衣の着用回数やライフスタイルに合わせて、ベストな選択をしてくださいね。
(文/Kayoko Enomoto)
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