4月に入り、入社式や入学式が過ぎたら、クローゼットの整理をする方が多いと思います。
着まわした衣類はクリーニングやリフォームへ。
一回だけ着た衣類も目に見えない汗や汚れがついていますから、しっかり洗ってからしまいましょう^^
そして衣類を整理するときには、クローゼットの中が適量がどうか見直して、不要な衣類は断捨離にトライしてみてくださいね。
断捨離の方法はこちらから
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『年末の大掃除・物を捨てようか迷ったら』
さて今日は、古着リサイクルの歴史について
みなさんと一緒に江戸時代までさかのぼります^^
捨てるには忍びない。
でも自分では着ない。
ただ、誰かに着てもらえそうな気がする。
でもリサイクルショップへの持ち込みはまだ気が引ける。。。
当社では昨年2,000着もの衣類をお客様から回収していますが、案外こういった声は多く、洋服の処分に困っている方が数多くいる現実を知りました。
でも古着の歴史って、意外と古くからあるようなのです。
古着の歴史をさかのぼっていくと、室町時代には絵画に古着屋がすでに登場していました。
江戸の町には4,000軒近い古着商がいたという記録もあり、富裕層から買い取った着物をさばいていたようです。しかし布はすべて手織りだったので、高級品のようでした。
昔は原料の生産も限られ、布にするまで労力と時間がかかったことから、大方の庶民はボロボロになるまで着物を着倒していたようです。
大人用の着物は子供用にリメイクし、次の子どもが生まれたらオムツに。赤ちゃんが成長しオムツが外れたら雑巾に。
さらにそれだけではなく、雑巾は焚き付けに使い、燃えた後の灰は作物の肥料に。
さらには灰を専門に買い取る業者もいたということです。
引用元:http://www.mylohas.net/2015/01/043380edo_life.html
リサイクル循環システムがこの時代にすでにできていたのは、素晴らしいと思います。
ただ実際、リサイクルを実践している側としては、回収した衣類のアウトプットや、よりスピーディーでコストがかからない流通経路作りといった課題を持っていることも事実です。
それでもモノが飽和状態になってきている現代では、リサイクルを作っていく仕組みや、後からリサイクルできるモノ作りの方法がこれから見直されていく気がしています。
私の住むさいたま市でも、4月からリサイクルの施設が新しく誕生するようで、今から楽しみにしているんですよ^^♪
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『桜環境センター』
こちらではゴミを処理するリサイクルセンターの他、リサイクルの余熱を利用したウォーキングプールや岩盤浴がある施設で、実際に自分自身で循環システムを体感することができるそうです。
新しく色々と変わるこの季節、衣類やクローゼットの整理が済んだら、少しでもリサイクルにトライしてみませんか?もしかしたら何か嬉しいお返しが、あなたの元に返ってくるかもしれませんよ♪
(文/Kayoko Enomoto)
大掃除の鉄則(1)大物を攻めるよりも、まずは細かな見栄えから
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