衣替えを始める前の「きちっとポイント」
前回は、衣替えのメリットと時期についてお伝えしました。
今日はシリーズ第3弾!
おいしい料理を作るのにも下ごしらえが大切ですよね。実は、衣替えも素早く確実にすませるには前もっての下準備が最も大切です。
この土日で下準備!考えてみませんか?いくつかのポイントにわけてお伝えしましょう。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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衣類の汚れは虫食いやカビの原因となります。時間の経過とともに、汚れや皮脂はしみや黄ばみと変化し通常の洗いでは落とすことが難しくなるばかりか、害虫やカビの栄養分、格好のえさとなります。
動物性繊維(ウール、シルク、カシミヤ、アンゴラ)だけでなく、化学繊維(ナイロン、ポリエステルなど)でも虫やカビの被害にあってしまいます。
また来シーズンも着るためには取扱い絵表示(洗濯表示)をチェックしてクリーニング店や自宅の洗濯で汚れを必ず落としておきましょう。
(1)シミや気になる汚れは必ず伝える。
シミの箇所、わかっている場合は何のしみか、わからない場合は、どんなシーンで着用したか。いつ頃ついたものか。
ジュースやお酒、特に透明な糖分を含んだ物をこぼした時は要注意!時間の経過(長時間収納時)とともに茶褐色のシミとなって浮き出てきます。
(2)冬場でも暖房の効いた場所では夏場より濃い汗をかきます。
汗の成分が残っていると黄ばみや臭いの原因となります。心当たりのある場合はそのことも伝えておきましょう。
汗の成分はドライクリーニングだけでは落としきれません。クリーニング店によってまちまちですが、汗抜きクリーニング、W洗い、汗取りクリーニングなど特殊洗いによって確実に取り除いてもらいましょう。
(3)防虫加工をしておくと安心です。
市販の防虫剤はガスにより効果を発揮しますが、気密性のないところでは充分効果を発揮しません。クリーニング店の防虫加工は直接、直接衣類に加工するので安心です。
せっかく衣類をきれいにしてから収納しても、収納場所が汚れていては意味がありません。特に綿ぼこりは虫の産卵場所となるので必ず取り除いて清潔な場所に収納しましょう。
完全に乾いていない衣類を収納するとカビの原因となってしまいます。
クリーニング店から戻った衣類は、ビニール袋を外して風通しのよい専用の袋に変えてから収納しましょう。クリーニング店では保管専用の袋も用意している場合もあるので相談してみてはいかがでしょうか。
長期保管には透明のふた付き衣装ケースが便利です。
中も見えるし気密性もあるので虫の侵入を防ぎ防虫剤のガスが蒸散するのを防げます。
プラスチックケースを買う際は、買いたしの効くメーカーの物でサイズを決めておくと積み重ねたりするのに便利です。引き出し式でサイズをそろえておくと、季節ごとに差し替えるだけで衣替えができて便利です。
また、タンスの上やクローゼットの上段に収納するには、持ち上げるのに軽い紙や布製の物が適しています。これも収納場所に合わせてサイズをはかって購入することが大切です。
ラベルを用意しましょう。
さあ、これで衣替えの下準備は完璧です。
いよいよ次回は衣替え本番です。
天気予報に注意して体調を整えてお待ちくださいね。
みゆ母ちゃんがお伝えしました。
(参考サイト)
エステー・知っておきたい衣替えのキホン
http://www.st-c.co.jp/plus/season/2013_04/
![]() 淡路島で80年続く、山本クリーニングの3代目嫁。整形外科で准看護師をしていた経験を活かしお客様のお洗濯に関する悩みをカウンセリングし、「お洗濯好き」を増やそうと奮闘中。 オフィシャルサイト http://www.eonet.ne.jp/~yc0556/ |
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