イドカバネット

今シーズン着用しているニット。まだ春までの間に着そうだけど、そろそろ一度、洗いたいというかたにぜひ知っていただきたい、ニット手洗いのポイントをご紹介します。

家で洗って大丈夫？まずは確認しましょう。

お洗濯をする前に、ニットに取り付けられている取扱い絵表示を確認し、家庭で水洗いができるかを確認します。


手洗い（洗濯機の手洗いコース）でお洗濯ができます。
“中性”の表記がある場合は、中性洗剤を使用します。

　　　　　　　

ご自宅では洗うことができませんので、お手入れとしてブラッシングをしておくと良いでしょう。汚れが気になる場合は、クリーニング店に依頼しましょう。

手洗いをしてみましょう！

以下の手順でお洗濯をしましょう。いくつかポイントがあるので、ぜひ覚えてくださいね。

（１）洗い桶に洗剤液を準備します。

洗剤は、“用途”の欄にある素材を確認し、指定の量を使用します。




（２）洗い桶に入るサイズにニットをたたみます。

ポイント　えりや袖口、ワキなど、汚れが気になる部分が表になるようにたたみます。


（３）全体を優しく、１０～２０回押し洗いします。

ポイント　汚れが気になる部分は、手のひらでつかんで離す“つかみ洗い”を10回ほどします。


（４）洗剤液を捨て、洗い桶に水を入れて③と同様の操作を２～３回繰り返し、すすぎます。


（５）乾いたバスタオルに、できるだけ広げた状態の品物を挟み、タオルドライをします。

ポイント　このまま干してもよいですが、早く乾かしたいときは、バスタオルにはさんだ状態で洗濯機で軽く脱水します。タオルにはさむことで、ニットの型崩れやシワを防止することができます。


（６）平干し用のネットなどにおいて、形を整え、日陰の風通しの良い場所で干します。平干し用のネットが無い場合は、２つのハンガーにM字になるようにかけます。

ポイント　乾いた後、仕上げにスチームアイロンを浮かせるようにしてかけると、ふんわりした風合いがよみがえります。


昨今の洗濯機には、“手洗いコース”等があり、手間をかけずにニットを洗うことができますが、お気に入りのお洋服は洗濯機任せにせず、手で洗ってみるのも良いものです。

手洗いすることで、普段、気が付かなかった汚れを発見し、カビや虫害の危機を免れる！ということもあるかもしれませんね。

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