なんでスプレーしたのに弾きが悪い・・・
前回までは弾いていたのに・・・
今日は、効かなくなった撥水効果を復元させる超簡単な方法を、あなただけにコッソリ教えちゃいます。
暖かくなったなと思ったら、まるで梅雨になったかのような雨。
3月から4月にかけて雨が続くことを、「菜種梅雨」(なたねつゆ)って言そうです。
昔からこの時期はよく雨が降るんですね。ならばもっと楽しまないといけないです。
実はこの時期だからこそ着れるレイングッズ。レインコートにレインブーツ。梅雨時期では暑くて着れないです。どんどんおしゃれを楽しみたいですね。
そんなレイングッズも本来の目的である水を弾く。この効果が無くなったら意味がありません。
弾かなくなったら捨てちゃいますか?
そんなそんな、もったいない。
その効果を復活できる方法を紹介します。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
撥水とか防水の効果を発揮する方法は色々あります。
ファッションの中では、オイルコーティングしている物やゴムで皮膜している物もあります。
バブアーやマッキントッシュが有名ですね。
しかし、基本的には最近の衣類にこのような撥水加工をされることはありません。一番主流の撥水加工剤は「フッ素系」といわれる加工剤が主流です。
パーフロロアルキル基という物質が繊維や固体の表面を覆う。
表面張力が極めて低いので水は水玉のようになる。
って字にしてもわからないですよね。
簡単にいうと、ものをくっつけ難い性質と言うことです。
もっとわかりやすく見せましょう。
「はすの葉」に水玉が出来ているのを目にしたこと無いですか?
実ははすの葉には産毛のような微細な毛が生えているんです。
Photo by
その毛が水を葉に浸透させない。だから水玉になるんです。
このフッ素樹脂もこれに似たような機能があります。
繊維の表面にこの樹脂がくっつきますが、そのときははすの葉の産毛のように綺麗にまっすぐ立ってない。
ここに熱を加えると綺麗に整列するんです。そのとき始めて撥水効果を発揮します。
実はこの綺麗に整列した状態が、衣類の着用や擦れなどでまた乱してしまいます。
そうなると今まで水が弾いていたのに弾かなくなるのです。
傘やレインコート。
「最近水の弾き具合が悪くなったな。」
というときの裏技です。
ドライヤーの熱を撥水したい場所にあてる。
それだけ。
撥水剤が取れたのじゃなくって、整列が乱れただけです。
なのでドライヤーの熱で再度整列が修復する。
これでも撥水力が復元しなかったら加工剤がとれてしまってます。
再加工した方が良いですね。
撥水力をさらに向上させるために、アイロンで熱を加える人もいます。
ここまですると、マニアですね(爆)この人ですが・・・
(文/Hideshi Mihara)
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