3月に入り、そろそろ春の足音が聞こえて来ましたね。今回は、衣替えのお話しです。
「衣替え」という言葉の始まりは、宮中で官位を表す衣類を季節の変化に合わせて着替えたことだそうです。
現代でも、職場や学校で制服を着ている方のいらっしゃるご家庭では、馴染み深いのではないでしょうか?
最近では、各部屋ごとに大きなクローゼットがあったりウォークインクローゼットが付いていたりで、季節ごとに大がかりに衣替えをする必要が無いというご家庭も多いようですね。
そこで、そもそも衣替えのメリットって何??を、シリーズでお伝えします。まず
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
衣類の、汚れやほころびなど日頃から小まめにチェックしメンテナンスしているという方は、別ですがそうでない方にとっては年に2回の衣替えは、絶好の機会です。
メンテナンスのためのチェックポイント
①ボタンが割れたり欠けたり。取れていたり、ゆるんでいたりしてないか?
②縫い目のほころびや、破れ、すり切れはないか?
※ほころびとは、縫い目がほどけることです。
③シミやひどい汚れは無いか?
それでは、どこを重点的にチェックすると良いのかをクリーニング店での検品を例にしてみましょう。
ジャケットやコートは、袖口や裾のすり切れ。ベンツ(後ろの切れ目)のほつれ。前ボタン、袖口。
シミは、前身頃の襟周りに多いです。
ロングコートは、裾の汚れや破れ。
自転車に乗られる方は、特に注意が必要です。最近は、少なくなりましたがストーブの火による焼けなども以前は多かったです。
スラックスは、ポケット口、脇、裾のすり切れ。力のかかるお尻は、ほころびやすり切れ。膝は、すり切れ。股や、お尻が薄くなっていることも多いです。
スカートは、スリットのほころびや破れ。裾のほつれ。
セーターは、糸切れが多く。
脇や襟袖口などのほころびも多いです。現在は、少ないですがモール糸の脱毛も多いです。また、脇の下は
擦れによってフェルト化(硬く一枚布のようになる)や毛玉も出来やすいです。
以上のような点に注意してチェックしてみて下さいね。
発見したらひどくなる前に修繕してり洗ったりメンテナンスして下さいね。
ちなみにボタン付けは、以前ご紹介したこちらを見てやってみてください。www.idokaba.net/article/2014/11/10/27
来シーズンも着るためのお手入れ‼︎
クリーニング店の受付では、毎日たくさんの、ダメージを発見します。
ここも、あそこもと伝えられると、気が滅入るかもしれませんが、粗探しをしている訳ではありません(笑
お気軽にご相談してみては…
来シーズンまた、着るためのお手伝い‼︎
次回は、衣替えのメリット
(2)衣類の整理、収納についてをお伝えしますね。
みゆ母ちゃんがお伝えしました
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![]() 淡路島で80年続く、山本クリーニングの3代目嫁。整形外科で准看護師をしていた経験を活かしお客様のお洗濯に関する悩みをカウンセリングし、「お洗濯好き」を増やそうと奮闘中。 オフィシャルサイト http://www.eonet.ne.jp/~yc0556/ |
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