前回は
「オーセンティックユニフォームをいつまでもきれいに着続ける方法~洗濯編~」
で、大切なユニフォームのエンブレムやナンバーの剥げ、ひび割れを予防する洗濯のコツについて書きました。
しかし、気を付けなければいけないのは洗濯だけではありません。
洗った後の乾燥の方法も超重要です。
そこで今回は
「オーセンティックユニフォームをいつまでもきれいに着続ける方法~乾燥編~」
を紹介します。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
でしたね。ではさっそく、その続きの「乾燥」です。
といっても、約束事はとても単純。
洗濯ネットから出したユニフォームを、
裏返しのまま日陰で干してください(陰干し)。
ちなみに陰干しは、必ずしも外に干す必要はありません。
直射日光が当たらなければ良いので、屋内で干すのも立派な「陰干し」です。
逆に屋内でも日光が当たる場所で干すのは「日干し」になります。避けましょう。
「え?お日様の光で乾かしたいじゃん…」
…わかります、その気持ち。
日向のほうがなんとなく、綺麗に乾かせるイメージがありますよね。
ですが、直射日光もエンブレムやナンバーの剥げ、ひび割れの原因です。
エンブレムやナンバーは「ラバープリント」という方法では接着されています(一部異なるものあり)が、これが熱に弱いのです。
前回コラムで、
「(洗濯機では)温水(40℃以上)の使用は避ける」
と書きましたが、その理由もこれです。
繰り返しになりますが、
オーセンティックユニフォームは選手が試合中に着用するものと
全く同じ素材で作られています。
最高のパフォーマンスを引き出すため、非常に軽量な素材です。
だから、乾きやすい!
よって、日向とか気にする必要ありません。乾燥機など言語道断。
日陰で優しく干してあげましょう。
もちろん、たった一度日向で干しただけで
エンブレムやナンバーが剥げたりひび割れたりすることはありません。
しかし、ダメージが蓄積されるのは確実です。
私たちの目標は、
「いつまでもきれいに着続ける」ですから。
乾燥するときは今回お伝えしたことを心がけてもらえたら嬉しいです。
さて、長くなってしまったので本来ご紹介予定だった
【保管編】は次回のお楽しみに!
前澤優希(Yuki Maezawa) ゼンドラ新聞/LBM(ランドリービジネスマガジン)・記者 3度の飯よりサッカー観戦が好きなクリーニング業界紙記者(食べることも好きなので、写真はお食事中)でも最近はディズニーランドにもハマり、常にお財布の中身と格闘中 |