今日は七夕。
夜空の星を眺める、昔からロマンチックなイメージのある七夕ですが、織姫と彦星は本当はカップルではなく夫婦だったのは、ご存じだったでしょうか?
そして夫婦だった二人はなぜ、離れ離れになってしまったのでしょうか?
昔々、機織りに夢中で男性との出会いが少ない織姫(今の時代でいうと、キャリアウーマン風?)に、周りが心配して、気の優しい彦星との縁を取り持ち、二人は夫婦になりました。
しかし、夫婦になってからの二人は、遊びに夢中になってしまい、ろくに働かなくなってしまいました。
…そんなことから二人は引き離され、きちんとはたらくことを条件に年に一回、七月七日にだけ会うことが許されるようになりました。
古来からある物語ですが、本当は割とシビアな内容だったんですね。。。
ちなみに織姫が着ている衣装は唐文化の影響を受けている、奈良時代のものと言われていますが、
「織物」の産地って、実は下記のように現代でもたくさんあり、古来より、日本の織物文化をしっかりと守ってくれているんですね。
出典元:http:/www.seni-search.jp/japan_products.html
そして、たまたま最近購入した奈良県の「白雪ふきん」も薄織物の一つですが
参考:http://www.shirayuki-fukin.com/
織物もその肌触りや色・柄・染めなど、日本各地だけで比べてみても様々な味わいがあると思います。
私は掃除のときなどには着なくなった衣類を刻んでウエス(雑巾)にして使うこともありますが、こうした今どきな柄のチカラで、家事をこなすときのモチベーションを上げたりするのも好きです。
『はたらくこと』って、それ自体はけっして楽なことだらけではありません。
ただ、働くこと自体を楽しくしてしまおうとする気持ちは、おしごとを長く続けていく上では必要なのではないかな~?と個人的には思っています。
だから将来、「はたらくって、つまらなそうだな~」ともし思っているお子さんがいたら、「はたらく時間の中に、楽しみを見つけちゃえばいい」と伝えたいですね^^
楽しさというのはあくまで本人が決めることですが、七夕で使う笹のように、スッと真っ直ぐ上に伸びながら、目の前のことに全身で集中する。
もうその時には、楽しさの入口にいるんじゃないでしょうか?(…わかるかな?)
七夕の夜には、星の川を渡って織姫と彦星が逢うことになっています。
でも七夕に雨が降ってしまったら、どうなるのでしょうか?
その時にはどこからかカササギという鶏の群れがやってきて、天の川の中に翼をつらねて橋となり、ふたりを会わせてくれる、とのこと。
参考:http://www.kyosei-tairyu.jp/star-festival/history.html
天候は気にする必要がなさそうだし、シビアな内容の七夕の物語でしたが、逢う瞬間はいずれにしてもドラマチックな展開だったのが、最後少し嬉しかったです。
2015年7月7日。今日は世界中にどんなドラマが起こるのでしょうか
あなたも、どうぞ素敵な七夕が過ごせることを、祈っています。
(文/Kayoko Enomoto)
つけるもつけないのも個性!? つけすぎ注意の柔軟剤の香り
フレッシャーズ以外でも覚えておきたいスーツの基礎知識
捨てるのに気をつかう…あなたもブラジャーのリサイクルと再資源化
スーツはなぜドライクリーニングが良いのか!そもそもドライって?
イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね