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この写真の男性、どなたかご存じですか？

知らない方もいると思いますが（私も知りませんでした）、社会現象にもなった「妖怪ウォッチ」の生みの親である、株式会社レベルファイブ代表取締役社長の日野晃博さん（46）です。

日野さんは先日、その年、最も素敵なお父さんに贈られる「2015（第34回）ベスト・ファーザー　イエローリボン賞」の式典に、経済部門の受賞者として登場。会場には妖怪ウォッチの大人気キャラクターであるジバニャンもお祝いに駆けつけていました。

受賞のあいさつで日野さんは妖怪ウォッチについて「ドラえもんのような普遍的なものを生み出したかった。

作ったのは2012～13年のことだが、色々な角度からその時の子供たちの悩みなどを徹底的に調べ、『今の子供たちとつながった世界を作る』ことにこだわった。その結果、身近に思ってもらえたのでは」と話していました。

さらに、妖怪ウォッチでは「金八先生」や「太陽にほえろ」などをオマージュした話も出てきますが、これは当然、子供たちには分かりませんよね。

でも、「親たちが思わず笑ってしまうことで『お母さん、今なんで笑ったの？』と尋ねて会話が広がるなど、家族皆で楽しめることも、他にはない要素ではないか」とのことでした。

徹底的に子供の目線で作品を作り、その親たちをもクスリとさせることで、家族の会話の糸口にもなる――さすがの視点です。

なお、「2015ベスト・ファーザー　イエローリボン賞」のその他の受賞者は以下の方々です。

▽政治部門＝石橋良治さん（66）…「日本一の子育て村」をスローガンに掲げる島根県邑南町長

▽学術・文化部門＝若田光一さん（51）…日本中の子供たちに、夢や目標を持つことの大切さを伝えているＪＡＸＡ宇宙飛行士

▽芸能部門＝照英さん（41）…テレビで子育ての楽しさを語り、悩んでいるパパ・ママにはアドバイスも行っている俳優

▽芸能部門＝ヒロミさん（50）…昭和の頑固オヤジのように遠慮せずに直球勝負で挑み、真正面から子供たちに取り組むタレント・実業家

▽スポーツ部門＝大竹秀之さん（47）…元全本男子バレーボールチーム代表で、自身の二人のお子さんも全日本チームで大活躍！

大竹さんは、とても大きい方でした！　写真は大竹さんが表彰されているところですが、こういうことを「人を見下ろすというのかな」なんて思ったほどです。

また、関連イベントである「第26回お父さんの似顔絵コンクール」で、優勝に相当する文部科学大臣賞に輝いたのは、鹿児島県の小学2年生・園田心海さんの作品「ちゃちゃっとピラフを作るシェフのとと」でした。

作品を書いた当時は小学2年生で、現在3年生の心海さんは、私の娘と同じ年になります。

その心海さんが両親や弟らと壇上にのぼり、たくさんのフラッシュを浴びて表彰されたり、前述したテレビでもお馴染みのタレントさんたちに、ベスト・ファーザーのお祝いの記念品を手渡している姿を見て、とても感動しました。

私の娘ならあんなに堂々とはできず、ずっとモジモジしていそうです。

さてさて、その父の日といえば毎年6月の第3日曜日、今年は6月21日ですね。

どうしても母の日と比べると、その存在も地味なものになってしまっていますが、毎日頑張っているお父さんに感謝を伝える年に一度の日です。

世間ではネクタイやシャツ、ハンカチなどがプレゼントの定番ですが、実は「父の日キャンペーン」に取り組むクリーニング店も増えているんですよ。

「ネクタイやワイシャツを買うほどお小遣いはないけれど、そのクリーニング代なら」ということで、父の日の前にクリーニング店を訪れる小さいお子さんなどに、ご利用いただいています。

ネクタイはもちろんですが、普段は家庭で洗っているお父さんのワイシャツをクリーニングに出してあげるなんてプレゼントも、絶対に喜ばれますよ！

ちょうどクールビズ期間中でシャツが目立つ時期ですから、プロがしっかりと仕上げたワイシャツ姿のお父さんは、一段と格好良く見えること間違いなし！

ちなみにネクタイなら、こんなに素敵にラッピングしてくれるクリーニング店も存在します。

ネクタイはクールビズ期間中お休みかもしれませんが、お父さんにはそんなに長いお休みはありません。いつも頑張っているお父さんに、今年はクリーニングのプレゼント、ぜひご活用ください！

（文／Koji Nakazawa）

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