汗の汚れと言うと、夏場を思い浮かべるかもしれません。また襟や袖などの黄ばみを連想される方も多いと思います。
しかし、冬場にも汗汚れは存在しますし、その汚れ方も暑い時期には無い特有の汚れが存在します。そもそも夏と冬とでは汗は、成分その物が違います。今日は冬の汗汚れについてです。
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寒い時期なので、大量に汗をかくことはありません。しかし、皮脂の分泌は夏場とあまり変わりません。これは皮膚の表面が乾燥しないように、皮脂がスキンクリームのように皮膚をカバーして保湿しているのです。
そのために、この時期の皮脂は保湿成分のトリグリセリドが、夏場の皮脂の約3倍になります。またパラフィンやコレステロールも増えて、ねっとりとしたクリームのようになります。
そして皮脂は汗の分泌により皮膚に広がりますが、勿論着用している衣類にも浸み込んできます。
但し、夏場と比べて汗の分泌は少ないので、広範囲の汚れにはなりません。ところがこれが厄介で、この皮脂が垢や埃を巻き込んで、襟や袖に黒ずんだ汚れとなりやがて頑固な油汚れになります。
このような汚れを落とすには、夏場の汗汚れのような漂白剤は使いません。何故ならトリグリセリドなどは中性脂肪で、漂白剤などの使用で酸化して脂肪酸が発生する可能性があるからです。
冬場の汗汚れは、黒ずんだ皮脂汚れです。従って油汚れの除去が必要で、洗濯前に洗剤でブラッシングや手洗いを行うなど、ひと手間かけて洗いましょう。消毒用アルコールや温水を使用して手洗いするなど、油汚れ除去にはノウハウがありますが、それらは衣類の素材をよく確かめて使用実行してください。
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