年が明け、日本人ならほとんどが行くと思われる、初詣。
そのこころを大まかに分けると、「一年を良い年にしたい!」というお願いの意味での参拝と、「一年を無事に過ごしたい!」という厄除けの意味での参拝の2つに分かれるかと思います。
厄除けというと節分という行事がありますが、「節分」は季節を分けるという意味があることから、その隙間に邪気や悪霊が入らないように、においのきつい鰯の頭を食べたり、福豆を食べて無病息災を祈ります。
「鬼は外、福は内」と言って豆を撒くのは、撒いた豆の殻がガラガラと音を立てて侵入が発覚してしまうので、不審者を呼び寄せないという意味があるそうです。
「福は内」という言葉は日本の節分で使いますが、海外・中国では、赤い服を着て家の中にいることで厄除けをする習慣があるようです。
引用:『赤い服で家にこもるのはなぜ?海外のおもしろ厄払い』
中国では金色や赤が縁起の良い色として扱われているようで、実際中華料理屋や提灯など赤を用いているイメージがありますが、国民的にも支持されている色なのかもしれませんね。
また赤は赤でも、今年はこんな赤系の色が流行る気配です。
その名も、「マルサラ」カラー。
ワインの産地として有名な、イタリアのマルサラが語源だそうです。「温かくスタイリッシュな色」、「心を身体と魂を豊かにする色」かつ「自信や強さをみなぎらせる色」。
出典:http://www.pantone.com/
ボルドー色が秋に着るイメージがあるのですが、ボルドーよりも若干明るめで茶色味を帯びていることから、春先に着たい、薄いブルーの洋服にも合うので、これからの季節に多用したいところですね^^
また、肌の色をきれいに見せてくれそうなので、色白な方はより白く見えそうです。
また、色が人間の身体に及ぼす影響ということも。
~日々の健康管理で生活習慣病を予防しましょう~
国民の健康生活を守る健康管理情報
赤は交感神経を刺激し、体温・血圧・脈を上げることから、この寒い時期には多めに赤系の服を着たいところですね^^;
まだ寒さの続くこの時期、厄払いをするために赤色の服を着ておこもりするか、一足早い春色と合わせたマルサラカラーの服を着て、アグレッシブに街に繰り出し寒さを吹き払うか。
どちらにするか迷いますが、寒さに気を遣うこの時期、色で洋服を、生活を、楽しみながら、春の到来を待つのもひとつの手かもしれません^^♪
(文/Kayoko Enomoto)
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