靴の中にかく汗は一日コップ一杯分?!
今日は足と靴の汗対策。
暑い季節となりました。洋服は洗うの比較的簡単ですが、靴はどうでしょう!
先日、クリーニングの特殊品洗いの講義に行ってきました。そこで、驚くべきことを聞いたのです。靴は、毎日コップ1杯分の汗を吸収していると!
想像してみると、自分の両足の靴に毎日コップの半分の塩水を流し込んでいるのだと驚いたのです。革靴なら、革の塩漬けになっているのか・・・自分の靴をみてしまいます。塩だけならいいのですが、汗はそれ以外の汚れも含んでいます。
それが歩いて、蒸れて高温多湿にすると雑菌が増殖します。これが靴の臭いの原因になっているのです。
塩漬けになるなら、ある意味殺菌効果があるのではないか?と思いますよね。ところが塩分関係なく増殖できる菌がいるのです。それが白癬菌で水虫の原因菌なわけです。
それが増殖して、履いている靴下について部屋のなかに擦りつけて歩いているわけですので、たまったものではありません。見えないからいいですけど。
そこで今回は、靴の汗対策について書きます。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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対策① こまめに靴下を変える。
増殖する前に、交換してしまいましょう!靴はそのままですが、お家に持ち込むのを減らします。
対策② 汗を吸い取る靴の中敷きを使用し、まめに交換する。
靴内の汚れをそれに吸わせて、交換(除去)してしまう。
対策③ 毎日履かずに靴を休ませる。
高温多湿を好む菌ですのでしっかり乾燥させれば、活動は沈静化します。
対策④ 除菌・消臭スプレーをかける。
臭いをごまかし、菌の活動を沈静化します。
対策⑤ 靴を洗う!
究極はまめには行えませんが、水洗いが一番。乾燥させ、傷んだ箇所を直してくれます。
取り扱ってくれる店も増えています。靴の修理店やクリーニング店に相談しましょう。
靴は冬も、夏も蒸れるものです。水虫と聞くと中年男性のイメージありますが、女性の冬のブーツもその危険にさらされています。
いや正直、この話を聞いて、自分で自分の革靴洗いました。
皆様も、ちょっと下足箱を再点検して見ては!
(文/Yoshihiro Tamura)
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