洗濯物が臭くなった。その臭いを消す方法は?
梅雨に入って雨が多くなると洗濯物が外に干せなくなり、部屋干しが多くなります。
その時の悩みは洗濯物が
・早く乾かない。
・臭くなる。
その臭いの原因は雑菌です。
すばやく洗い直しすると臭いの原因菌は流されますが、遅くなるほどに菌は繁殖して、臭いが消えにくくなります。
ご家庭の洗濯でこの菌を一番除去できる洗浄剤といえば「次亜塩素酸ナトリウム」ですが、
「そんなの家に無いよ」と思われますが、案外、家の掃除グッズなどで買ってます。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
この次亜塩素酸ナトリウムは、非常に殺菌力のある薬品ですが
・漂白力が高い。
・繊維を脆化させる。
といった効果もあります。
「服の色が抜けた」
「服に穴が開いた」
なんて場合はこの薬品が原因かもしれません。
では、洗濯で使えないの?とお思いかもしれませんが、部屋干し臭を消したいなら大事なことは入れる量です。
これを守れば、ある程度安全に臭いを消すことが出来ます。
部屋干し臭を消すには
100ppm(0.01%)
この濃度です。
100ppmって言われても?と思うでしょう。
まずは洗濯機に入る水の量が大事。
・大量の洗濯物の時なら50リットルの水が入ります。
その時にはこの薬品を80cc(6%の商品なら)の次亜塩素酸ナトリウム
・少量の洗濯の時なら30リットルの水が入ります。
その時には50cc(6%の商品なら)の次亜塩素酸ナトリウム
この量を洗濯に入れると臭いが消えます。
ただし、もう一つ注意が必要です。
これを入れるタイミング。
洗濯物と一緒に入れてはいけません。
これをすると濃度の高い薬品が直接衣類についてしまいます。
洗濯機に水がたまるまで、その濃い薬品が衣類に付いたまま。そのために色が抜けた。などのトラブルになります。
なので入れるタイミングとコツは
・洗濯物を洗濯機に入れる。
・洗剤を入れる。
・スタートボタンを押す。
・数分待機
(洗濯槽に十分に水が溜まったら)
・一時停止し薬品を入れる。
これがコツです。
最後に注意事項です。
強力な薬品です。
必ずゴム手袋をはめて作業して下さい。
さらに衣類によっては簡単に漂白されるものもあります。
大事な洋服はご遠慮下さい。
(文/Hideshi Mihara)
イドカバネットは
衣類やお洗濯・お掃除など日常生活にまつわる情報を毎日お届けしています
気に入ったらFACEBOOKやTwitterから更新情報を入手してね