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きれい
2017/05/23

フランス人のリアルクローズに見る「スタイル」の本質

イドカバネット

私は今、南フランスの小さな街を訪れています。
ここはパリのような都会ではなく、大阪や東京の都会ともまた違った、緑豊かな素敵な街。

今回はフランス人のファッションライフを少し覗いてみることにしました♪
おしゃれなイメージを持たれているフランス人のリアルクローズとは?!


下に続く


 

電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適

呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」


 

宅配・保管クリーニング(ラクリ)・株式会社ルビー
宅配・保管クリーニング(ラクリ)

 


 







女性はスカートよりもパンツスタイル

ここに来て一番思ったのは、スカートを履いている女性が少ないこと。

履いてる人が居てもとてもミニか、膝が見える丈ぐらいのもので、ほっそりさんもぽっちゃりさんも、体型に関係なくスカートを履く人は丈の短いものを履いてました。

ワンピースを着ている人はちらほら。

「フランスの人ってあんまりスカートはかないの??」と聞くと
「最近はまだ少し寒いから、みんなパンツを履いてる」との答えが。

なるほど。笑
もう少し暖かくなったらワンピースやスカート姿の女の子も増えるのでしょう。

寒いのにロングなスカートじゃなくて、パンツなんですね。友達の女の子も「スカート持ってるけどあまりはかない」って言ってました。

素材はデニムからコットンまで様々で、年代問わずストレートか、スキニーなシルエットが多め。
日本で流行っているボーイフレンドデニムやゆったりとしたパンツは見かけませんでした。



メンズスタイルは??

こちらもシンプルなパンツにTシャツやシャツを着るスタイルが多め。15度くらいの気温の中で長袖のTシャツを着ている人は見かけず、半袖もしくは半袖+シャツといった感じ。

レディスほどスタイルに日本との差を感じることはありませんでしたが、ゆったりしたシルエットはやっぱり少ないということ。

特に30代以上の大人の男性は、15年前はトレンドでゆったりしたパンツを履いていたりもしたけど、今はストレートなものを好むよう。

今でも若い世代の人たちや、HIP HOPが好きな人はルーズなシルエットのスタイルをすることもあるそう。




ブルージーンズとブラック

ここ5年ほどで、特に男性がよりたくさんのカラーを纏うようになったとの情報をキャッチ。街中でも深いマゼンタや、グリーンのパンツを履いている男性を見かけました。

女性は明るいピンクやターコイズブルーのワンピースやサーモンピンクの膝丈のシンプルなワンピースやカットソーを着ていて、明るい日差しと白い肌に色が栄えてとても素敵でした。

冬にはブラックやグレーを着るようになるのは、日本とも同じですね。

人々の服は思ったよりカラフルではなかったのですが、家の壁や、どの建物にもカラフルな色が多く使われていて、緑もたくさんあるなかで、うまく馴染んでいるのでしょう。




シンプルに

「フランス人は10着しか服を持たない」というライフスタイルの本もありますが、やはりリアルクローズではそんなことはないそうです。

服はもちろん10着以上持っているけど、お気に入りの服はよく着るし、特に女の子はワードローブが溢れるほど服をたくさん持っているのだそう。

仕事の面談や、デートに合わせる服も必要だから10着だと足りないんですって。


私が見た、フランス人のリアルスタイル

フランス人のリアルスタイルを見ていて感じたのは「シンプルさ、ラフ感」でした。

シャツ一つを取ってもベーシックな形のものが多く、日本で流行ってる様々なシルエットのものは少なくて、日本のアレンジされたおしゃれとの違いを感じました。

私は服だけでは「スタイル」は成り立たないと思っていて、それはそこにあるシーンや、着る人のマインドや思いが入って初めて成り立つと思っています。

カラフルな街、曲線の多い建物の中で、複雑な形はあまり必要ないのかなって思います。

そういう私も、日本から持ってきたワンピースは肌寒いのもあってほとんど着ていません。

毎日ジーンズとTシャツ、シャツを着て過ごしていますが、動きやすくて楽チンで、シンプルがとても心地いい。


自分の体型を気にすることもなく、暖かいときはそのままでいいし、寒いときはショールを足したり、オーバーコートを羽織れば暖かい。柄物が欲しいときはシャツで取り入れる。


パリなどの都会に行ったりするとまた違うとは思いますが、フランス人がおしゃれだというイメージを持たれる所以はシンプルなスタイルはどこにいても浮かないからかなと思います。

シンプルなものに、必要に応じて足したり引いたりして、決して過度になりすぎない、体型を気にしすぎて着るものを選ぶのではない、そういったフランス人の持つラフな感覚が交わるから「等身大」の魅力が現れるのではないかなと思いました。




どれがいいとか、どれがダメとかではなく、日本にいればまた違う、その場所や着る人のマインドにあう「らしさ」があると思います。

どこにいてもその場所で、体も心も心地よく過ごせるスタイルを見つけられたら素敵ですね。









この記事を書いた人
倉永真紀子(Makiko Kuranaga)
Life is colorful! 代表/カラーコーディネイター


楽しいこと大好き!「色」という視点も取り入れながら、皆さんに「毎日を楽しむこと」と「お手入れする幸せ」をお届けします♪お手入れは自分を大事にすることと同じ。ファッションデザイナー、百貨店販売員の経験もあり、ちょっと変わった(?!)カラフルな性格の持ち主です♪


フェイスブック

https://m.facebook.com/smilemaker0711 

ホームページ
http://カラーコーディネーター大阪.com(改装中!)

 





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