間違えて欲しくない、マスクの裏表など正しいマスクの仕方のお話しです。
あちらこちらで春一番が吹いたという便りが届き、花粉症の方にはつらい季節の到来ですね。
あちらこちらでマスクを着用されている方を見かけます。
風邪、インフルエンザ予防、花粉にだてマスク。そんなマスクですが意外と裏表や上下がわかりにくく本来の機能を使いこなせて無いなんて方もちらほらおられます。
顔に付く方が裏と考えて、一般に折り目(プリーツ)があるマスクは折り目が下になるように、メーカーにもよりますがゴムの接着面が外側に
なるようにつけるのが正しいようです。
表面になる方のジャバラ上の折り目が上になっていると、そこに花粉やウイルスが溜まってしまうので機能的にもこれが正解です。
表裏が決まればおのずと上下も決まります。鼻のワイヤーが上にくるので上下はわかりやすいですよね。
①手洗い
②マスクの口に当たるところ(裏面)に手を触れないようにマスクの裏表、上下を確認する。
③ゴム部分を持って耳にかけ、顔に装着する。
④ワイヤー部分を鼻に当て鼻をつまむように調整する。すき間なくきっちり装着する。
⑤マスクのジャバラを広げてあご下で覆う。
⑥鼻、頬、あごすべてにすき間なく覆うように押さえる。
(使用中はマスクの外側に触れないようにしてください。ウイルスや花粉が付着しています)
マスクをしているから大丈夫と過信してしまいますが、正しく装着できていてもウイルスの予防効果は40%程度だそうです。正しく着けられていないとさらにその効果は下がります。
特に花粉などは効果敵面にあらわれます。
日本で生産されている家庭用マスクは20億枚以上です。いろいろな機能や大きさなど様々です。自分の顔や耳にあったマスクを試してできるだけすき間なく装着できる物を見つけたいですね。
特に、鼻がすき間なく装着できることはメガネをかけている人には必須かもしれません。
「メガネをかけてマスクをするとメガネのレンズがくもって困る」そんな方にはメガネの曇り止めを塗ると解決します。
①鼻のワイヤー部分を内側に折る。
②ワイヤーを鼻の形状にあわせて折る。
これで息がもれるのが少なくなるのでくもりにくくなります。
一日中お世話になったマスクは必ず捨てましょう。
特に花粉症対策で装着している方は、花粉を家の中に持ち込まないためにも、玄関のドアを開ける前にはずしましょう。これは、衣類にも言えることです。
家の外にブラシなどを用意して花粉を落としてから入ると良いようです。
マスクは、はずす時にも注意が必要です。
①耳にかかったゴム部分を持ってはずす。フィルター部分には手を触れない。
②ナイロン袋などに入れて密封する。
③すぐに手洗いをする。
なんておおげさなことをと思う方もいらっしゃるでしょうが、マスクは空気清浄機や換気扇のフィルターと同じで、空気中のウイルスや花粉をキャッチしています。そのフィルターを手で触ると折角、予防したのに台無しです。
花粉症の方は郵便ポストの中にエチケットブラシとナイロン袋を常備しておくのがおすすめです。
少しの花粉でもおうちの中に持ち込むと、くしゃみ鼻水が止まらず眠れないなんてことにもなりかねませんものね。
マスクをしっかり活用してつらい花粉症を少しでも軽減出来たらいいですね。
山本悠未(みゆ母ちゃん) 淡路島で80年続く、山本クリーニングの3代目嫁。整形外科で准看護師をしていた経験を活かしお客様のお洗濯に関する悩みをカウンセリングし、「お洗濯好き」を増やそうと奮闘中。 オフィシャルサイト http://www.eonet.ne.jp/~yc0556/ |
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