セーターを洗っても縮ませない。
プロのクリーニング店が使う専用洗濯ネット「最強洗濯保護用ネット」を100円ショップの材料で作ってみました。
冬なので、ご家庭の洗濯機でセーターなどを洗う機会もあると思います。
市販の保護用ネットは普段から使用していると思いますが
「おしゃれ着」
「おうちクリーニング」
「ドライ」コースのみ
洗濯機で洗うのは不安と思っている方に
今回クリーニングのプロが使う保護用ネットを100円ショップの材料で作ってみました。
下に続く
電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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(2)保護用ネットに衣類を入れ、くるくる巻いていきます。「す巻き」といいます。
(3)保護用ネットの中で、衣類を遊ばせな工夫です。これでガッチリ固定して洗浄中に揉まない。脱水中に皺を作らないようにします。
(4)これで余計な収縮と絞りシワを付けないようにして洗えば、アイロン掛けが楽になるということです。
しかしプロ用の保護用ネットはしっかりした作りでいいのですが、市販されていませんし、価格も4000円以上します。また家庭洗濯機にいれる重みで脱水時にエラーになることもしばしば。
そこで安価で同じような機能を持った保護用ネットを自作してみました。
作り方
① 100円ショップで、大き目厚手の保護用ネット1つととマジックテープの大きいのを3組購入します。材料は432円。
② 材料は、保護用ネット1つ、マジックテープ3組と、縫い付け用糸(白)、針、仮止め用安全ピンを6個用意します。
③ 保護用ネットによくご自身の洗濯機洗うセーターなどを入れて、くるくる巻き、マジックテープが止まる位置に安全ピンで仮止めします。
巻いたあと、3つのマジックテープがしっかり止まるか確認してください。
④ 仮止めしたマジックテープの位置をよく確認して、マジックテープを保護用ネットに縫い付けます。保護用ネットは袋状になっているので裏まで糸を通さないようしてください。衣類が入らなくなります。下敷きなどを袋の中に入れると下生地まで針が通らないので縫いやすくなります。あとマジックテープには雄と雌があり
オスは衣類に引っかかりやすいので注意してください。オスは保護用ネット中央に設置します。縫い付け完成後の写真(目立つように今回はあえて黒糸で)
縫い付け糸は綿の白がいいです。色の付いた糸だと色が出て衣類に染まってしまう可能性があるからです。
⑤ では実際にカーディガンをネットに入れてみます。
⑥ 保護用ネットにカーディガンを入れて、しっかりマジックテープ3つで「す巻き」状に固定します。
⑦ ここまでできたら、洗濯機にポンと入れてください。洗剤は「おしゃれ着洗い中性」でお願いします。
⑧ あとは洗濯機終了後、取り出して、マジックテープをはずし、保護用ネットから衣類を取り出し、形を整え平干ししてください。
こうすると恐ろしく、あとのアイロン掛けが楽になりますよ。
【ただし注意点がございます】
あくまで、普段、一番弱いコースの洗濯機で洗って大丈夫な衣類対象です。水洗いができない衣類は、水に入れただけで変形や色移りしてしまうのでお避け下さい。縫い付け工作は大変ですが、安価にプロの道具が手に入るのでこだわる人は是非お試しください。
(文/Yoshihiro Tamura)
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