今日のMFUメンズファッション豆知識は、ファッションの歴史について取り上げていきます。
まずは、古代から1000年頃までの歴史についてお伝えします。
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紀元前3000 年頃の古代エジプトでは、男性は主として長い布を腰に巻いただけの腰衣でした。身分の高い人々は、布の前方にプリーツを施したエプロン状の腰衣を身に着けていました。
メソポタミア(現在のイラク)南部に紀元前2000 年頃に興ったバビロニアでは、鮮やかな房飾りでトリミングされたカンディスをまとっていました。ちなみにカンディスとは、長短様々な丈で作られたチュニックのことです。
紀元前14 世紀頃から勢力を強めた古代ペルシャの服装は、カンディスのような衣装を着ていました。古代バビロニアのデザインから変化し始め、袖下背後に多くのプリーツ飾りが施され、身頃と腕とを縫い合わせた下着で、セットイン・スリーブのようなディテールがあります。
そして、ゆったりしたパンツと長い靴下を履いていました。後にカンディスは、前開きのコートやジャケットの原型と言われるようになります。
紀元前1000年頃〜
紀元前8世紀頃から都市国家「ポリス」が成立し、急速に発展した古代ギリシアでは、男子服は膝丈のキトンと呼ばれる四角い布地でした。2枚の四角い布地を脇で縫い合わせ、両肩を安全ピンに似た留金で留めて着ていました。
紀元前1世紀から紀元5世紀頃まで続いた古代ローマでは、初めの300年間、古代ギリシアの巻き布に似たトガという衣服を着用していました。トガは大判の布で、複雑なドレープを付けて着用します。
紀元2世紀頃からの後半では、古代ギリシアのキトンにあたるワンピース状のチュニックをトガの中に着用し、さらにその下にはシャツに似た下着を着けていました。屋外屋内を問わず、サンダルを履いていたものの、食事のときは脱ぐ習慣がありました。
紀元前1世紀頃、北方ヨーロッパ、ケルト人、ゲルマン人、フランク人といった民族は防寒目的で衣服を着るようになりました。特徴的な衣服は、革製で細身に縫い合わせたパンツの一種で腰の上でベルトを留め、さらに、革紐や帯紐で革製の短靴からズボンの上を十字に結び膝上までをしっかりと固定し保護し着用していました。
次回は4世紀頃から10世紀頃までをお伝えします。お楽しみ。
SEE YOU NEXT TIME!!
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