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お洗濯
2015/08/27

洋服が黄色く変色…来シーズンのしまったを無くすしまい洗い

イドカバネット

着ようと思ったら…大切な洋服が黄色く変色。。。
来シーズンのしまった!!困った!!をなくすために…夏物衣類は必ず「しまい洗い」を!

8月もあと数日!!街のショーウインドーには秋色のお洋服が並び始めました。

オシャレさんはもう衣替えですね。

ちょっと待って、夏じゅうお世話になったかわいいフリルのブラウス、もう着ないからってクローゼットに押し込んだりしてないですよね。

キレイにしまっていたのに、いざ出してみると黄色いシミが・・・なんて悲しい経験ありませんか?

それ、「汗」が原因です。


出典:衣替えシーズンに起きやすい…衣類のトラブルあれこれ(イドカバネット)



洗ってあったのに「シミ、黄ばみ」がなぜ??不思議ですよね。

来シーズンも気持ちよく再会するためには別れ際が大切です。(笑)


下に続く


 

電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適

呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」


 

宅配・保管クリーニング(ラクリ)・株式会社ルビー
宅配・保管クリーニング(ラクリ)

 


 




洗ったつもり、落としたつもり?!

襟回り、脇の下、太ももの裏ここが汗の溜まりやすいところです。水溶性の汚れ(水に溶ける汚れ)汗には水洗いが一番です。

 

「えっ!それならキレイに洗っているよ」って思いますよね。

 

ところが、洗濯機でジャブジャブでは、意外に落としきれてないことが多いです。

 

 

夏物衣類は「しまい洗い」が大切です!

「しまい洗い」耳慣れない言葉ですよね。「しまい洗い」とは、衣替えの時に来シーズンまで収納するために、衣類の汚れやシミをきれいに洗うことです。

 

近頃では、季節の変わり目がわかりにくく、ついつい衣替えをせずになんとなく次のシーズンの衣類へ替えていくという方も多いですが、来シーズンのしまった!!困った!!をなくすためには、必ず洗ってから収納してください。

 

 

来シーズンのしまった!!困った!!とはどんなこと?

・黄ばみ、シミ、臭い
衣類に残っている汚れやシミなどの付着物が酸素によって変化しておこします。


・虫穴、カビ
同じく衣類に付着している汚れやシミなどが栄養分となり虫に喰われたりカビが発生する要因となります。

 

 

来シーズンのしまった!!困った!!をなくす「しまい洗い」の方法


まずは、お洗濯の基本、洗濯表示マークを確認してください。
洗濯機マーク


このマークの仲間は大切な衣類、お気に入りの衣類でなく普段着であれば、おウチ(自宅で水洗い)で洗っても大丈夫です。

 

汗や汚れが残りやすい脇の下、襟、袖、太ももなどに規定量で薄めた中性洗剤(オシャレ着洗い)をつけてそのまま洗濯機へ(必要なら洗濯ネットに入れて)デリケートな物は手洗いをします。


すすぎ不良や柔軟剤の入れすぎも来シーズンの困った!!のもとです。

すすぎ1回の洗剤も「しまい洗い」は2回すすぎが安心です。


普段お風呂の残り湯で洗濯されている方も「しまい洗い」はきれいな水で洗ってください。


お風呂の残り湯には、体から出た皮脂や雑菌があります。これも、しまった!!困った!!の原因です。

 

禁止マーク

このマークや、お気に入りの服や大切な服はクリーニング店へお願いするのが安心です。

そこでクリーニング店利用のワンポイントアドバイス!

お気に入りのお洋服をちゃんとクリーニングして収納したのに、来シーズン黄ばんでいた。なんてことないですか?


その困った!!しまった!!をなくすために夏の終わりのクリーニングは「しまい洗いです。汗が気になるのでよろしくお願いします。」と店頭で伝えてみましょう。

 

お店の人が

「承知いたしました。汗を落とすクリーニングでお預かりしますね」…と言ってくれるはずです。

 

これで安心です。

来シーズンのしまった!!なんで??は無くなるはずです。

 

 

普通のドライクリーニングではだめなの??

ドライクリーニングは、水を使わないクリーニング方法で有機溶剤という液を使う洗浄方法です。溶剤には親水性がない(水と結びつきにくい、水となじみにくい)ので油脂を溶かしやすく体から出る皮脂を落とすことに優れていますが水溶性の汚れ(汗やジュースなど)は苦手です。

 

ちょうど、ドレッシングを作る時に油とお酢が混ざりにくいのと同じことですね。

 

でも、ドライクリーニングは、型くずれや色落ちなどのダメージを抑えられるクリーニング方法で、デリケートな衣類をダメージ少なく洗うということには大変優れています。


出典:ティッシュをドライクリーニングすると、どうなるのか? -ドライのメリット-(イドカバネット)

 

来シーズンのしまった!!困った!!をなくす「しまい洗い」で夏物衣類とすっきりお別れしてください。来シーズンには笑顔で再会できるはずです。


秋は、もうすぐそこまで来ています。まずは、来シーズンも着用したい洗濯マークの確認から初めてみませんか?


関連情報:しまい洗い・汗の汚れについて、こちらの記事もよく読まれております。

20150502-Aya-cover.jpg
衣替えシーズンに起きやすい…衣類のトラブルあれこれ

ティッシュ箱.jpg
ティッシュをドライクリーニングすると、どうなるのか? -ドライのメリット-

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この記事を書いた人
山本悠未(みゆ母ちゃん)

淡路島で80年続く、山本クリーニングの3代目嫁。整形外科で准看護師をしていた経験を活かしお客様のお洗濯に関する悩みをカウンセリングし、「お洗濯好き」を増やそうと奮闘中。

オフィシャルサイト
http://www.eonet.ne.jp/~yc0556/

 





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