セーター虫食い予防対策はいつなのでしょか?…成虫が飛んで活躍している今でしょ!
衣類に穴が!!!!!衣類の虫食い嫌ですよね。でも真夏に?
セーター、ジャケット・コート・毛布が食われるので、など秋から冬の話でしょ…とお思いではありませんか?実は今が一番虫に注意する時期なんですよ!
しかしその服を食べてしまう虫というのは大きく4種類。
それが
ヒメマルカツオブシムシ、ヒメカツオブシムシ、イガ、コイガ
の4種類になります。
どれも数ミリの小さな虫(成虫だったり、幼虫)ですが、1匹でもいると、肉眼でも確認できるほどの大きな虫食い穴を作ります。
害虫となるのは4種類の虫の幼虫時期で成虫になってしまえば、飛び回り普通に花の蜜を吸ったりしている虫です。
しかし成虫が屋内に入って服の上に卵を産み付けて、そこから孵化した幼虫たちが、本当は鰹節とか米とか食べたいのしょうが、食べ物がなく必死で、食べやすい繊維の服を食べて暮らしているというわけです。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
呼吸がしやすく、蒸れないクールエアマスク「Be*AIR」
季節は春〜秋と長く、220日〜630日もの長い期間を幼虫で過ごします。
目安になるのは気温です。一般的に上で挙げた4種類の害虫が最も活発に活動するのは、湿度50%で15℃以上の環境が大好き。人間の快適な温度が好きです。
おうちが常に冷暖房で、15度以上の環境にあるのであれば1年中害虫対策が必要になるということです。
夏のように、おうちが冷房で30℃前後に保たれていると非常に活発に動きます。
自分のところは大丈夫だろうと皆さん思っていると思いますが、一回に虫は40個以上卵を産むそうなので、1回虫が入り産み付けられると厄介なことになります。
一着食われると、そのタンス、クローゼットにある衣類は全て虫食いの可能性があります。
(1)この時期に、一回タンスの中ものを一回出して、衣類を簡単にチェックしてみる。虫も柔らかい繊維、食べやすい繊維から好んで食べますので、動物繊維の毛、特にカシミヤ、ふんわりした衣類を注意深く見てください。
(2)タンス・クローゼットの壁面等に卵もしくは卵殻があるかもしれないので綺麗に水ぶきする。
(3)湿った状態で衣類を入れては問題なので、扇風機等で風を送り乾かす。
(4)衣類をしまう。念のため防虫剤を入れる。
市販の防虫剤もは4月〜10月を想定し、半年分の効き目となっているのでそれを目安に!
防虫剤の選び方なんですが、
・臭いが強い=パラジクロルベンゼン系・ナフタリン系・樟脳系
・臭い無し=ピレスロイド系
の4タイプありますが、
なるべく1種類に統一して使用しましょう!
去年の防虫剤の残りは必ず片付けましょう!
2つのタイプを同じタンスに入れると??ケミストリー??化学反応を起こします。奇跡は起こさず・・・・問題を発生させますのでご注意を!
(1)発生したガスにより、衣類の変色・脱色、シミの原因になります。
(2)ボタンを変形させたり変色させたりします。
(3)プラスチックでできている衣装ケースならば変形します。
防虫効果ガスは大抵空気より重いので、上から下に流れます。ですのでタンスの底や、クローゼットの床に置いても意味ありません。
たまに昇華タイプで、下から上にガスが流れるものもあります。防虫剤の設置場所は、説明書をしっかり守って使用してください。
衣類に直接触れると、衣類が変色することもあるのでその点も説明書をしっかり守って使用してください。
ニオイありの方が効果が高いです。
虫が嫌う匂いもついているからです。 しかし現代では、無臭の方がいいかと思います。
(1)和服のように着る頻度が低い(数年に一度)品物はニオイ有りを使用する。
(2)セータ着る頻度が高い(毎年着る)ものは無臭を使用する。
と使い分けたらいいと思います。
セータの穴をまったく分からいように修理してくれる業者さんもおりますが、私の近くでは、1箇所5000円〜12000円程度かかります。簡易的なものでも数千円はかかります。
虫食いが発生すると一箇所ということはありませんので、未然防止に心がけてください。
今でしょ言いましたが、本当はもっと4月から対策が必要かも。
女の子の大切なものを悪い虫から守るべし!その1 防虫剤の種類と使い方
女の子の大切なものを悪い虫から守るべし!その2 防虫剤の成分と自然派アロマ
(文/Yoshihiro Tamura)
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