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きれい
2015/06/24

食器スポンジの除菌・洗剤を含ませるタイミングを逆にする

イドカバネット

食中毒に気をつけなければいけない梅雨時期。

食中毒は梅雨から夏にかけての雑菌繁殖期と、実は秋の行楽シーズンでのお弁当や野外飲食での食中毒と二大シーズンがあります。


そこで今日は、台所の中でも一番雑菌の多い「食器用スポンジ」に潜む雑菌のお話。

下に続く


 

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食器用スポンジには雑菌が100億個以上も付着していることも


台ふきんやまな板など、塩素系漂白剤を使った除菌は頻繁に行われていますが、シンクの内側はもちろん三角コーナーや排水口のヌメリなど、ここは雑菌のワンダーランド。こまめに掃除しなければいけない部分で、大変ですね。


しかし、本当はそれだけではありません。シンクや什器備品の汚れに目が行きがちですが、トイレより汚いといわれるもっと汚い場所があるのです。


それが食器洗い用スポンジ!


花王さんが調べたデータによると、スポンジ1個に100億個もの雑菌が繁殖しているそうで、考えただけでも恐ろしい・・・そのスポンジを使って洗っていることを考えると、綺麗にするどころか雑菌を付着させ水ですすいでいるだけのような気も。。。ちょっと気持ち悪いを通り越してます。

しかしご安心ください。
これまでに当たり前のように行なっていた動作を少し変えるだけで、このスポンジに潜む雑菌を退治し、繁殖を防ぐことができるのです。


使う前に洗剤をつけるのではなく
使用後のスポンジに洗剤をしみこませておく

いまの食器用洗剤は、スポンジ除菌タイプが基本
いまの台所洗剤は、おおよそ除菌タイプです。テレビのCMでも紹介されていますが、その除菌効果を上手に利用するのです。


(1)食器洗い使用後のスポンジは、水で綺麗に汚れと泡を落とし、できる限り絞り水気を切る。


(2)そして、除菌タイプの台所用洗剤の原液をかけ、スポンジをモミモミして洗剤成分を表面・内部にまで全体に浸透させます。


(3)これだけOK。カンタンですよね!これで次に使うときまで、雑菌の繁殖を防げます。含ませた洗剤は、次回の食器洗い時にそのまま使用できるのでムダはありません。。



食器洗浄後のスポンジは水ですすぎ・絞り、その状態で所定位置で水切り。食器を洗うときに洗剤をつける使用サイクルでしたが、これを知りすぐに変更。食器洗い後に洗剤を含ませておくようにしました。

いわれてみると…そうですね。除菌成分配合ですから、その成分を含ませておけば良いわけです。



ちなみに、我が家での食器洗いは…
奥様は食器洗浄機派。私は手洗い派です。


食器洗浄機の中に食器を入れるのは、ちょっとしたコツが必要ですよね。私の場合、上手に並べられないのです。


それと、水の使用量・節水の観点ではエコではありませんが、食器洗浄機でも十分にすすげているのでしょうが、私の場合はさらに濯ぎたいので手洗いを重視しています。洗濯とは「洗って」「濯ぐ」と書きますから、すすぎは重要です!


梅雨時期はカビ対策も含め、気を使うことが多いです。梅雨明けまで、おおよそ一ヶ月を切りましたか。ジトジト雨はもう少しの辛抱ですね。









この記事を書いた人
関 誠(Makoto Seki)
ゼンドラ株式会社・代表取締役

クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。
オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp

 






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