あけましておめでとうございます。
2015年元日。バタバタ過ごした年末から一転、奥様はすべての家事から解放されゆっくりと過ごしているかと思いますが、洗濯も同様。
お正月(元日)は洗濯をしてはいけない日!なのです。
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電車内や人混みなど
マスク着用を気にする場面など「エチケット用」として最適
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女性の体を休ませる意味がありますが、「洗濯をしてはいけない日」は、私が記憶するところ『お正月(元日)だけ』だと思います。
お正月三が日なのか、元日だけなのかは人それぞれ、言い伝えそれぞれですが、「お正月(元日)は福(服)洗い流してしまうので、洗濯をしてはいけない」こんな風習からの言い伝えです。
洗濯と同様に掃除も。
「掃き掃除をしてはいけない」があります。これは福を掃き出してしまう…のが大きな理由。
年末に大掃除するのは、神様をお迎えするための家をきれいにする儀式と考えられていました。従って、神様が入られる元日に洗濯で洗い流してしまったり、掃除で掃き出してしまうことは、この神聖な儀式に反するタブーであったわけです。
この他にも
「おせち料理を用意し、火を使ってはいけない」ことは、物忌みから。
一年間ケガなく過ごせるように、良縁を切らないように、「包丁を使ってはいけない」。
「お風呂に入ってはいけない」。
・元日の朝に入浴し体を清めてお参りに行く
・夜は福を洗い流してしまうので入浴しない
・一日中入浴しない、などいろいろ。
「ふとんを干してはいけない」。
入って来ようとする神様を叩いて追い出してしまう。
とにかく、いろいろなタブーがありますが、いずれも
(1)一年中働きづめの女性の体を休めること。
(2)元日の「ハレの日」に「ケの日」に行っている日常的作業はしない。
おおよそこの風習からの言い伝えです。
また縁起の話だけでなく、「元日にこれらの作業をすると、その年一年中…その作業に追われる」なんて怖い言い伝えもあります。
今日はお洗濯はやめましょうね!洗濯物が溜まっても、明日やればいいのです。
お正月の家事タブーを避けながら体をしっかり休め、2015年を素晴らしい良い年にしましょう。
今年も一年、衣食住の「衣」にまつわるたくさんのお役立ち情報を、皆様にお届けしてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。
関 誠(Makoto Seki) ゼンドラ株式会社・代表取締役 クリーニング・テキスタイルレンタル業界の専門新聞社。当サイト「イドカバネット」の運営を行ないながら、洗濯の楽しさ・クリーニングの素晴らしさを伝える。最近は、洗濯サービスと他業とのコラボレーションを研究し全国を奔走している。 オフィシャルサイト http://www.zendora.co.jp |
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